あいつは楽してあんなに稼いでやがる.
働いたら働いた分稼げる.
勉強したら勉強した分成績が上がる.
それは労働と賃金,勉強と成績の関係が線形であるという前提にも
とづいての話である.果たして,世の中には線形なものが多いのか?
No.
むしろ,非線形なものの方が多い.
つまり,ここで線形を平等と考えるならば,世の中は平等ではないの
だ.一番上に書いた「楽して稼ぐ」人は,その非線形性をうまく利用
しているのだ.わかっている人はわかっている世界である.
非線形性を味方につける.それはどういうことなのかを考えたい.
現在読んでいる本
リチャード・コッチ著
人生を変える80対20の法則