あるモノの動きをいくつかの数式から成る1つの塊で表現し
ようとしている.
2年間考え続けているこの問題を投げ捨て,次の問題に
取りかかろうか否か,判断しようとした自分があった.
昨日のこと.
ある生物学者のことばを思い出した.確かこんな意味のこ
とばだった.
「この問題に取り組んでみようか,と考える時点で,DNAレ
ベルではすでにその問題は解決できる問題である」
このことばに勇気をもらった.
ラッキーなことに,職場からバス停までの数分間に,その問
題の解決策につながるヒントをひらめいた.
その式の塊を1つのスイカにたとえてみよう.昨日までの小
生はそのスイカに無理やりかぶりつこうとしていたのだ.
今回のひらめきは,そのスイカを包丁で2つにぶった切り,
内側から食らいつけばいいんじゃない,というレベルの話で
ある.実にシンプル.
今日の作業は,左右のそれぞれの手にそのぶった切ったス
イカ片を持ったままでは食らいつけないから,どちらかをテー
ブルの上にでも置いて順番に食うしかないよね,というとこ
ろ.
さらに,もっと小分けにしてから食べるのがよいのか,それと
もスプーンですくいながら食べるのがよいのかを考える必要
はある.
最近,このひらめきパターンが多い.職場からバス停まで
歩いているときにピンとくるのだ.
以前は入浴中のシャンプーしているときがひらめきパター
ンだった.