経営戦略でスバリこれ!という鉄板的なものはないようです.
個人的には,ポーターやキム&モボルニュのものが好きです.
どうも私はポジショニングに惹かれる傾向にあります.
欧米の文化では,例えば敵をやっつけるために,事前に綿
密な計画を立て,徹底した準備をし,最後に何食わぬ顔を
して実行することがクールなようです.
映画「タクシードライバー」を思い出しました.
さて,勝間和代は著書
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル
化する方法
の中で,本は2,000円以上のものを買うようすすめてくれて
います.この本自体は,2,000円を切っていますが.
なぜなら,それよりも安い本と比較して,情報の価値が高
いからです.
私もそう思います.なかには数百円台の本でも素晴らしい
ものがありますが,ざっくりと見渡すとそうなるようです.
今読んでいる,
三谷宏治著
経営戦略全史
は本体が2,800円します.
この本は音楽アルバムでいうところの,コンピレーションア
ルバムのようなもので,経営戦略の歴史について広く浅く
述べられています.これはこれで,私のようなビギナーにと
っては価値のある本です.