カラノウ (身体は脳みその乗り物): 仮説思考

2014/01/04

仮説思考

仕事ができる人は,限られた情報をもとに,他の人より早く
かつ正確に問題点を発見し,解決策につなげることができ
る思考法を身につけている.
逆にそうでない人は,情報収集に時間をかけすぎる.

仮説思考:情報が少ない段階から,常に問題の全体像や
結論を考える思考スタイルのこと.

私は下の本の序章を読んで,どうもヒューリスティック的思
考法について書かれてあるぞ,と仮説思考をしてみました.
さて,どうなる? 続きは後日書きます.

単なる独りよがりな思い込みにならないよう注意が必要です.

しかし,この思考法では思い込み状態になっているかどうか
もわかるとのことです.

内田和成著
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

仮説思考の3つのメリット:
(1)情報洪水に溺れなくなる
(2)問題解決に役立つ
(3)大局観をもって仕事ができる

失敗を重ねながら,仮説思考は進化していきます.
最初はうまくいかず失敗します.でも,そこでなぜ失敗した
のかを考え,次はあそこを変えてみよう,別のやり方を取
り入れてみようと試行錯誤します.

研究についても言及されています.
実験する前に論文を書け

ランドシュタイナーや石坂公成の研究方法:「きっとAと
いう答えが出るはずだ」という仮説をはじめに持ち,全体
のストーリーを描いた上で,その仮説が正しいかどうかを
実験で検証する.
一般的な研究方法
:数多くの実験をし,その結果をさま
ざまな角度から分析し,その分析結果をベースに結論を
組み立てる.