カラノウ (身体は脳みその乗り物): 新年 & 博士のスライドショー

2011/01/04

新年 & 博士のスライドショー

本年もよろしくお願いいたします.

今日で私の正月休みは終わりです.休み中に自己啓発本を6冊も買ってしまいま
した.今,慌てて読んでいるところです.


今日は母方の叔父から年賀状が届きました.

その年賀状を見て,私が幼稚園の頃に母方の親戚の家で観たスライドショーのこと
を思い出しました.

母方の親戚に不幸があり,大勢の親戚が集まりました.せっかくだからということで,
親戚のある博士によるスライドショーが行われました.

内容はその博士の海外出張時に撮った写真でした.私はその博士の中国出張で
のスライドの1枚に釘付けになりました.

なぜなら,中国の公衆トイレには壁や扉がなく,ただ穴がいくつも並んでいるだけだ
ったからです.幼稚園児の目には衝撃的でした.
その他に記憶に残っていることといえば,私は博士が持ってきてくれた外国のコイン
を触っていると,祖母に手の甲をつねられたことです.はしたない,ということだったの
でしょう.

それから30年が経ち,帰省時に叔父に会ったとき,あのスライドショーをした博士は
一体誰だったのかたずねてみました.そうしたら,超伝導で有名な青山学院大学
のJ.A教授だったということです.教授のお父様はもう亡くなりましたが,お医者さん
で私が中学を卒業するまでお世話になりました.

今の私は外国出張から帰ってくると,余ったコインを学生にお土産としてあげたり,
息子にお店屋さんごっご用のお金としてあげています.
天国の祖母はどんな顔をして私を見ているでしょうか?