人は何かをしようとするとき,無意識下でそれにブレーキをかけ
てしまう.それは幼少期の,親や教師など周りのおとなからブレ
ーキをかけられた記憶「刷り込み」によるものだと著者は主張し
ています.
私自身,親からブレーキをかけまくられた子どもでした.10代中
盤でそれに気づき,それ以降,親のいうことをきかない悪い子ど
もになってしまいました.
苫米地英人著
まずは親を超えなさい!~最新の脳科学と認知心理学を基にした
自己実現プログラムTPIE公式ブック~
「自分の殻を破れ」という使い古された言葉があります.その「殻」
とは自分や周りの大人がブレーキをかけて止まった地点の集合
に他なりません.
その殻の内側はいわゆる「コンフォートゾーン」になります.自分
が慣れ親しんだ,少ないエネルギーで生きていける,失敗も成
功もないゾーン.
失敗をしたことが無い者は,何も新しいことに挑戦したことが
ない
アルベルト・アインシュタイン
リンカーンは奴隷を解放しました.奴隷だった人々は「よっしゃー」
と,それまで生活していた場所から出て行ったでしょうか?
少なくない数の人たちはその場に留まったそうです.つまり,自
分のコンフォートゾーンから抜け出せなかった.どうせオレらは奴
隷なんだと.自分で自分の殻を作ってしまっていたということです.
就活学生に採用試験の面接の感想を尋ねると,ほとんどの学
生から「自己アピールがうまくできませんでした」と返ってきます.
「自己アピールできない自分」という思考のままで面接に臨んで
いるということです.もちろん,私もそんな人間です.
これまでの自分を変えたければ.自分の無意識下にあるブレー
キ跡を消し去る,その跡を移動させる,もしくはその跡を消し去
った,移動させたと自分に思い込ませる必要があります.
つまり,セルフイメージを変える自己暗示が1つのやり方です.
なんか恥ずかしいですよね.「オレはできる,オレはできる」とブツ
ブツいいながら部屋をグルグル歩き回るなんて.
それができるかできないかという二者択一の問題に帰着します.