"何となく"で生きるということは,自分の中にあるものと向き合わないことだ.
考えることを通して,自分の内面を顕在化できないとき,人は静かに傷つ
いていくのだ.
山田ズーニー著
伝わる・揺さぶる!文章を書く
より
この「静かに傷ついていくこと」はやっかいです.なぜなら,それは本人やま
わりが気がつかないスピードで進行するからです.気がついたときはすでに
深刻な状態になっています.
十数年前に,写真家内田ユキオさんにいただいた,私の写真作品に対す
るコメントを思い出しました.「あなたの心の動きが写っていない」
つまり,私の中にあるものと向き合え,と指摘していただいた訳です.