先週の木,金,そして土は,2つの学会の活動でした.前者ではプレゼンをしま
した.恩師からは「プレゼンに余裕が出てきたじゃん」とおしゃっていただきました.
この商売も15年目なので,そうならなければマズイですね.
さて,自分のプレゼンの順番がまわってきたときに,前の発表者が暖めた空気を
いただくことができれば,やりやすくなります.
例えば,前の発表者の研究と,自分の研究との関連性を冒頭で述べるので
す.「そんなこと当たり前じゃん」とおっしゃられる方もあるでしょうが,プレゼンに余
裕のない若手研究者(私はもう若手と言えない年頃ですが)はそこまで気がま
わりません.
「空気をいただく」について実体験があります.昨年の秋にあった,幼なじみの結
婚披露宴でのできごとです.私はスピーチを頼まれました.
当日わかったことですが,私のスピーチの順番はなんと!!!声優の神谷明さんの
次でした.声優をしている新婦の恩師ということで.神谷さんは「キン肉マン」の
キン肉マン,北斗の拳の「ケンシロウ」,シティーハンターの「冴羽獠」の声での暖
かいメッセージや,歌も披露されました.ドッカーンドッカーンと場が盛り上がるわ
けです.
で,私はその次なのです.困りました.その空気をどのようにいただいたらよいの
か?北斗の拳と私との関係でいくことにしました.
そこで,私が中学1年のときの夏休みの宿題に読書感想文が出て,北斗の拳
の感想を書いたら国語の先生に叱られたエピソードを喋りました.
その結果,思いの外,会場から笑いを頂戴することができました.それで,スピ
ーチがやりやすくなったのはいうまでもありません.
このことは,中谷彰宏著「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」にも書かれ
ています.